業者選定のコツ(業者選定の流れ)
現在お住まいのマンションで不便を感じたり、不安なことはありませんか?
細かな不便や不安でも、積み重なっていくと、大きな心配になっていきます。
たとえば、近隣のマンションと、ちがう点があったり、お支払いの管理費が高いと感じられたり、管理人さんや清掃員の評判があまり良くない。
管理会社のフロントマンの姿をみたことがないなど、小さな不安があったら、管理会社見直しのタイミングです。
つぎに、今の管理会社について再確認してみましょう。
今ご利用の管理会社は、開発業者が運営しているデベロッパー系ですか?それとも、マンション販売会社とは関係のない、日本管財のような独立系でしょうか?
デベロッパー系の場合、非常に重要なのが共益費、管理費などの支払い区分がきちんと分けられているかどうか?委託管理費がどれくらいなのかをきちんと把握していなければなりません。
わからない場合には、管理組合として確認し把握しましょう。
管理費を確認したら、無駄なく使われているかどうかを調べましょう。
管理費は、管理会社でいくら使っているのか?きちんと報告されているはずです。
報告書のない管理会社はないと思いますが、もしそんな会社なら問題外です。
管理会社からの報告書を元に、無駄なく使われているかどうかを精査してみましょう。
水道代、消耗品費など、異常な出費がないか?積立金の推移はどうなっているのか?管理費の振込先、口座名、銀行印、カードの保管者など、お金の動きと管理を把握することが大切です。
補修や工事の報告書は整理保管されていますか?
毎年必要な経費の算出に必要なことはもちろんですが、これから発生する大掛かりな補修工事や、立て替えなどの際にも必要なのが工事報告書です。
ほかにも必要なものとして建築図面、補修工事工程表など一式書類はまとめて管理してくれるような会社選びが重要です。
緊急時の連絡体制や火災発生時の避難経路はご存知ですか?
管理会社の仕事は、メンテナンスだけではありません。大規模災害や火災などの際に安全に避難し、安全を確保するためのシステムづくりも管理会社の重要な仕事です。
今の管理会社は、そのようなコンサルティングもしてくれていますか?
また、法律など判りにくい面でのコンサルティングも大事です。
ここまでくれば、あとは複数の管理会社を選び、管理組合として競合見積りを出してもらいましょう。
金額だけではなく、上で述べたようなさまざまな条件を全てクリアしてくれる会社選びをめざして、時間をかけて選定するべきです。
その場しのぎで、その時の担当者の人柄だけで選んではいけません。
住民の方の紹介があるからといって、優遇してもいけません。
担当者や、紹介者がいなくなっても、ずっと安心してまかせられる業者選びが大事です。